父宇治達郎のこと
父は昭和22年4月大宮医師会に入会、同時に埼玉県外科医会に入会している。 亡くなった時は常任幹事をしていた。 又、大宮外科医会会長を昭和44年4月より昭和55年までした。昭和25年10月胃カメラを 発明、昭和27年8月「胃粘膜撮影法その応用に関する研究」を発表した。 昭和55年没する直前に小説家吉村昭先生の訪問を受けいろいろ取材を受けた。その後 吉村昭先生は読売新聞朝刊に「光る壁画」という連載小説を書かれた。 これをきっかけに「プロジェクトX」の第2回放映後再び世の脚光を浴びる様になった。 この度、帝京大学医学部付属病院 味村俊樹講師よりお手紙を頂いた。その内容は、国際外科学会(Internatational College of surgeons)の日本部会では学会本部が所有している外科歴史博物館にJapnn Roomを持っていて、今回“日本の外科の発展、日本が誇るべきoriginalityのある仕事をした先生方を顕彰”するコーナーを創設しjapan Surgery Hall of Fameとして、それぞれの先生の銅板を作成し顕彰して頂けるという事でした。 大変光栄な事であり、お願いする事にしました。 亡父も埼玉県外科医会の会員でしたの本誌をもって御報告させて頂きます。 |
国際外科博物館 |
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